シミュレーション
- 投稿日:2017年07月27日
先日電車の中で、席を譲られる体験をはじめてしました。それは突然のことでした。三人掛けの前に立って電車が二駅を過ぎたとき、私はふと隣の車両をのぞきました。そして顔を前に戻したそのとき、突然、目の前に座っていた女子高校生が立ち上がり、「どうぞお掛けください」と言ったのです。ところが私はというと、まるでそのことを予測していたかのように、全く自然に「ありがとうございます」と言って、一瞬の迷いもなく席に座ったのです。我ながら鮮やかでした。なぜできたのか。それはラジオ等で席を譲った際のエピソードを何回も聞いていて、自分はその際どう行動しようか完全にシミュレーションしていたからです。それにしてもなぜあのタイミングだったのか。彼女は私を見上げることをためらっていたが、私が横を向いたときに顔を見て、そう行動したのだと思います。うれしいような、そうでないような気分ですが、日頃からのシミュレーションが何事につき大切なことだと感じた出来事でした。
- 投稿者:サニーホーム