防衛反応
- 投稿日:2018年02月9日
車椅子に乗った入所者の方々を食事席(テーブル)にご案内するとき、車椅子の肘掛けとテーブルの高さがほぼ同じため、肘掛けに置かれた入所者の手が、テーブルに衝突または挟まれないよう注意しています。そのため私たちはテーブルに車椅子を近づける際、最終段階では入所者に不安を抱かせないよう意識的にゆっくりと接近させます。しかし、テーブルに自分の手が近づくにつれ、ひじ掛けに置いた手先をぶるぶると振る方がときどきいます。「あぶないよ、気をつけて!」と、私たちに警告を発しているのだと思います。入所者の方々の動きは普段は非常に緩慢ですが、危険を感じたときはこのように体が反応するのでしょう。さらに心していきたいと思っています。
- 投稿者:サニーホーム